マイクロソフトマウス Bluetooth Notebook Mouse 5000 69R-00004 [新しいもの]
前回の「新しいもの」紹介記事はlenovoのネットブック「ideapad S10e」を紹介しました。その記事内での写真にも写っていますが、PC購入と同時にマウスも新調しました。今回は写真中心に紹介記事を書きたいと思います。
Microsoft Bluetooth Notebook Mouse 5000(69R-00004)
- 出版社/メーカー: マイクロソフト
- メディア: エレクトロニクス
-パッケージ全容-
パッケージ下側パッケージ裏側
パッケージ裏側左
パッケージ裏側右
パッケージ裏側上
私はポーチは使っておりません。こういうのって必要でしょうかね…。本体を入れると結構パツパツで、それなりに力もいります。都度、モバイルでの使用時に出し入れするのを面倒に感じてしまいます。モバイル用途のマウスのように、外に持ち出すものは基本的に傷や汚れに過敏になりすぎずガンガン使うべきであると考えていますので私にはポーチは必要ないところです。何か別なことに使えるかとは思いますが、現状では何も考え付きませんね。
側面の黒色部分はマット加工になっており、手触りというか指とのフィット感は良好です。ホイールは無段階のいわゆる「スゥーっと回る」タイプではなく、クリック感というか段階式というか、「手ごたえのある」ホイール機構が採用されています。
本体の裏側はほぼプラスチック素材で占められています。レーザーが出力されている穴側がマウスの後ろ側になっています。電池蓋は開けやすく作られています。
-総評-
私はBluetoothマウスを使うのは初めてです。ideapad s10eとのペアリングも問題なく行われて、すぐに使い始めることができます。やはり光学式のマウスに比べると、レーザー式マウスのポインタ精度が高いことを感じさせますね。膝の上なんかでもキビキビと動作します。サイズ的にもモバイルに合っているのではないかと思いますが、大きさに関しては個々人で感じ方も違うので断定的に判断することはできません。
PCとの接続のタイミングに関してですが、PC起動時にBluetoothタスクが立ち上がるまではマウスを使うことはできません。当たり前ですね。ほんの数秒の間ですがマウスが使えないので、こういうことが気になる人にはこのマウスはオススメできません。
また、時々使用中に接続が切れることがあります。私の固体の問題なのかどうかわかりませんが、ideapadのBluetoothタスクでこのマウスとの接続確認をすると、PCのすぐ近くで使っていても電波強度が弱中強の3段階の「中」にしかなっていません。切断されても少しマウスを触っていると回復することもありますが、どうしても認識されなくなったらデバイスの再検索をかけたり、マウスのコネクトボタンを押したり、電源を入れなおしたりと、あれやこれやと対応に追われて少々面倒なことになってしまいます。ドライバの精度が向上すれば解決する問題ならば、マイクロソフトさんには早急に安定度の高いドライバの提供をお願いしたいものです。これはもしかすると無線LANとの干渉の影響なのかもしれませんが、原因の特定には至っていない状況です。仮に原因がその場合だと、S10eの無線LAN(IEEE802.11b/g)とBluetoothの使用周波数帯域が重複するというデバイスの本質的な問題なので「避け得ない不安定さ」であるかもしれません。
とは言え、総じて全体的な使用感でいうと満足度の高いマウスです。出先には最小限のアイテムのみを持ち出すのが望ましいわけですが、やはりタッチパッドよりもマウスでの操作をする方が何倍も快適にPCを使うことができます。外出先でもある程度のハードワークを想定するならばマウスの用意をすることが理想的だと考えます。ideapadのようにBluetoothを備えるPCならばUSBポートを埋めずに済みますし、何よりPCとの接続のための邪魔なコードの存在はモバイルの天敵と言っても過言ではありません。個人的にはノートブックパソコンでの使用を前提に設計されたこのマウスが、満足度の高いモバイル環境を創出することは確かではないだろうかと思っています。現在のところ、品薄状態が続いているようですが、Bluetoothマウスとしては価格もこなれており、モバイル環境をお持ちの方には是非ともオススメしたい一品ですね。
うーん…明士さんの評価を拝見しても、BlueTooth関連の周辺機器は、やはり私の中ではイマイチかなあと。
携帯電話にもBlueToothが使えるものが出てきたため、同種のキーボードが使えるようならメールを書く際、すこぶる快適になるような気がしていたんですが、総評を見ると、明士さんの記事同様、しばらく使っていないと勝手に接続が切れてしまったりで、どうにも使い勝手が悪いようです。
マウスのポーチはやっぱり持ち運び用ですよね。私は新幹線の車内など、マウスを使う場所が限られているところでの使用を想定するなら、やっぱりあった方がいいような気がしました。(^^)
by kyao (2009-04-15 20:12)
★kyaoさん、仰るとおりBluetoothの切断問題は不可解なところで発生している気がして、使い勝手という意味ではまだまだ洗練が必要であるように感じます。ただ、実際ペアリングが済んで順調に稼動している時はすこぶる快調で、やはりワイヤード(有線)に戻る気はしなくなってきます。
>ポーチ
個人的にはモバイルものは丁寧に扱い過ぎないようにして、ラフとまではいわないものの、ガンガン使って使用機会を増やしていくということが自分のスタイルにあっているような気がします。
よく電車とかでPCを触ったりPDAを触ったりする人をみますが、やたらと豪華なキャリングケースやポーチ、周辺機器の保護アイテムなんかをごっそり装備していて、いざ使うとなったらそれらから「出す、外す、つける、しまう」といった副次的な作業を強いられているように見えて、何だか「モバイル性」と離れていってしまうように見えてなりません^^;
ま、とは言っても、モノを大事にすることはなんら悪いことではないのですけれどね…。
by 参明学士 (2009-04-17 16:21)
現在、Appleのwireless Mighty Mouseを使ってますが、時々スクロールボールの動きが鈍くなり、ちょっとイライラすることも…タッチパッドを使っちゃえばいいことなのですが、個人的にはマウスの方が使い易いので手放せません。BlueToothの切断問題?があるようですが、参考にさせて頂きます。<(_ _)>
by mana (2009-04-19 00:14)
★manaさん、やっぱりマウスの使用感になれちゃうと、タッチパッドだけで操作するのは苦しいですよね。ただ、Bluetoothをはじめとして無線モノというのは常に切断の可能性にさらされている気がしてなりません。調整や機能把握で安定度が増せばそれで良いのでしょうけれどね…。まだまだ使いはじめなので分からないことも多いです。
Bluetoothの音楽プレイヤーもまずまずの安定度を見せていますが、時々接続が飛んだりして「ブチブチ」いってますねぇ…(汗)
by 参明学士 (2009-04-19 16:31)