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250記事記念「このblogの行く末」 [明士の日々]

ついに250もの記事を積み上げることになりました。これまで閲覧して下さった皆さま、本当にありがとうございます。

250本目の記事に際して、平素よりの所感を書いてみようかと思います。

私はこのblog『新しさが好き!-Creative Thinking-』以外にも幾つかblogを運営していますが(公表しているものもあり、そうでないのもある)、唯一ここだけはあまり主旨の決まっていないblogになっています。いわゆる何でもアリのblogです。「書く」ということを訓練したいと思い最初にサイトを作成した自分としては、簡単に記事作成・投稿が可能なblogというフィールドを非常に有効なツールとして活用してきました。ただ単に書くだけなら紙にでも書けばいいのですが、インターネット世界は不特定多数との交渉の場でもあるのが事実です。他人が読むに耐えうる文章かどうか、自分の意思・意見が大きく逸れることなく相手に伝えられるかどうか等を、常に頭に入れながら書くということに挑戦しています。今後もそれは変わらないと思っています。そして書くこと以外にも「受ける」というインタラクティブ性(双方向性)を実現したblogやBBSの存在は更に私を訓練させてくれたように感じます。こうした一連の「書く」という作業を身体に叩き込もうとする目的を持ってblogを運営するというのが私の一つのスタンスです。

話は変わって…
本来、誰にでも情報を発信する権利はあるものですが、インターネットの普及前はそのような権利を行使することが出来たのはTV・マスコミ関係等のかなり限定された分野に関わる人だけでありました。その意味で情報の「確度・確かさ」というものは彼らに委ねざるを得ない部分があったのは否定することはできません。もちろん情報の享受側であった我々一般人の電話抗議や不買運動等も考えられますが、それが実を結ぶということ自体は今でもなかなか難しいものです。
一方で現代が情報氾濫の時代だと言われているのは、「個人における情報発信システム=ホームページ・blog・Webコミュニティ等」が加速度的に整備されてきたからに他なりません。その中身を見るに最大限に情報発信の権利を行使しての個々人・団体における高度な分析や論陣・情報がある反面、日常の噂話・安易な推測・悪意の宣伝・捏造・感情むき出しな不満の捌け口・誹謗中傷等々の総数はあまりにも情報社会全体を覆って手に負えないばかりか、インターネット上の情報の価値が容易に認容されてしまう昨今の風習上、「火の無いところにすら煙を立てる」スタンスも多く見受けられ、「何が正確なのか」ということが置き去りにされがちな状況が続いていると考えられます。と、いうよりもどうしても「置き去り」になってしまう他はないシステムなのかもしれません。確度の高い情報と、それ以外の落書きとが無量に入り混じっている某巨大掲示板はそういったネット社会の現状を自ら的確に示しているように思います。
「かもしれない、らしい、そういう話だ、噂によると、関係者によると、詳しい人物によると…」のような一部雑誌等の常套句が一般blogでも大量に見受けられるようになり、自己の意向に沿うようなURLを掲示し来訪者を誘導しようと試みます。URLの提示は一見利便性の高さを認知させますが、同時に「責任逃れ」を指摘することもできましょう。どこからかのソースを持ち込んでそれに乗じる。元のソースはどこから来たのかわかりませんから、それが輪から輪へと広がってしまってまさに「スパイラル」な情報と化してしまうのです。かと言ってそれらの情報の検証を実施することは事実上非常に難しいです。blogそのものが一部雑誌のような興味本位の情報をたれ流す現状を止めようもないと思われます。そしてそれこそが一つの現代の情報氾濫の形であると感じます。制度的に押さえ込めば「言論の自由への圧迫」になりかねませんから、その手段を採ることも容易にはできません。よって最近重要視されるのは「膨大な情報の信憑性そのものの追求」よりも、「個人が情報の選択そのものを行っていく」ということでありましょう。

そのように考えると個人blogを自己だけの世界ではなく、一般性を持った価値ある存在にするためにはどうしたら良いのでしょうか。その一つとして「情報過多の時代における情報選択の手助けをする」という役割を考えてみました。このblogではその意味で、マスコミ報道のいい加減さに怒りの声を発したこともありますし、So-net blogの在り方について言及することもしばしばです。それらの記事に私が思う以上に皆様の共感を寄せて頂くこともありました。もちろん単純な感情論を避けようと努めてきましたし、なるべく「人間として当たり前のこと」をわかりやすい言葉で表せられればと思い、結果として皆様との交流も頂き250本もの記事になったのだとも感じます。記事作成・コメント読み・コメント返し・トラックバック読み・トラックバック返しなど、一つの記事に何分関わったかわかりませんが、昔の記事に今でもコメントやトラックバックがついたりします。これは非常に嬉しいことです。過去に書いたことが誰かしらにとって価値あるものだという意味もあるのかもしれません。いつまで経っても色あせない記事であるならば、書いた私にとっても非常に励みになります。この記事の最初に私は「書く訓練」ということを念頭に置いていると述べました。それと並行して現在は「存在意義のあるblog」を思考するようになりました。

そのような経緯もあって、この250番目の記事を書くことに致しました。これからも不特定多数の方々にとって「価値のある・意味のある」blogを目指して、『新しさが好き!-Creative Thinking-』は前進していこうと考えています。
今後とも皆様のご指導・ご鞭撻を頂戴致したく思っております。
何卒よろしくお願い申し上げます。

 

明士(参明学士) 拝


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アキオ

ライブドア、ですね、、ブログって。。

いや、堀江モンじゃなくて

生きたドア。。

いつでも繋がってる、みんなに繋がってるドア。。
by アキオ (2006-01-27 21:48) 

金さん

ブログが流行ったことでクチコミの伝達や情報氾濫はさらに加速したと思います。企業が出すニュースリリースやYahoo!ニュースなどの情報より、ブログ巡りをしていて先に情報を知り、後で確認ということが増えました。また地震など地元ネタはニュースよりその地方の人のブログのがリアルだったり。某掲示板の管理人が言っていた「うそをうそと見抜けないと」という言葉が掲示板だけではなくなってきましたね。

最近はニュースでブログの言葉が使われるのをよく見ます(ホリエモンだけじゃなく)。
by 金さん (2006-01-28 02:44) 

kyao

世の中に起きている雑多な事実のみ掲載するなら、新聞だけで事足りるわけです。そこに個人の意見が反映されてこそ、HPやブログではないかと思うわけですが、仰るとおり、自分も情報発信の一端を担うとなれば、やはりそこに「人為的ないい加減さ」があってはいけないと思うわけです。
きちんと事実を調べた上で自分の意見を述べる。そういう姿勢がないと、掲載すること自体、意味のないものになってしまう。そう言う意味では、明士さんの仰っている「情報の選択」ということは、大変重要なことであると思います。
後先が反対になりましたが、250本目の記事、おめでとうございます!(^^)
これからも明士さんの楽しいお話、期待しています。お祝いのnice!お贈りさせてくださいね。(^^)
これからも、どうぞよろしくです!(^^)
by kyao (2006-01-28 09:05) 

明士さんのブログを一通り拝見して、ブログ初心者の私にとっては
今後の方向性や情報発信のあり方において大変参考になりました。
個人が「情報」というパワーを発信するコンテンツとしてブログは非常に有効であると思います。
しかし、そのパワーも良し悪しは使い方次第、使用者の倫理、モラルに基づきますよね。あらゆる科学技術がそうであるように。
不特定の個人が容易に「力」を有する情報時代、改めてモラルや倫理が問われる時代ですね。個人の「自由」を抑制する、むやみに取り締まるのではなく、
(あるいはシステム障害で機会を奪われたり、、、)有用に発揮できる仕組みを作っていくことが必要だと思います。
開かれた社会に対して情報を「配信する自由」と「配信する責任とモラル」と持つこと、氾濫する情報を「選択する自由」と「選択する力」を築くこと、そこから新しい価値が生まれると良いですよね。
そんな素敵な理念を持っている明士さんにNice!^^
by (2006-01-28 11:35) 

ブタゴリラ

繋がること、繋げることの可能性は無限ですよね。
誰もが当事者となれるから、楽しくもあり大変でもあったり。。
これからもよろしくです。
by ブタゴリラ (2006-01-28 19:05) 

色々な方と出会えるのでブログやってて良かったと最近思ってます。
これからも楽しみにしています!
by (2006-01-28 21:01) 

銀鏡反応

「膨大な情報の信憑性そのものを求める」よりも、「個人が情報を選んでゆく」ということは非常に大事です。が、それには、その個人側に、情報の真偽を見極める確かな視点と能力、並びに高い倫理観が要求されると思われます。いわゆる「情報の洪水」に振りまわされないだけの、情報への確かな選択眼が求められてしかるべきなのです。
現代人はインターネット、ひいてはITによって増大した「情報の洪水」の中で溺れかかっているのが現状です。それゆえ現代人は「もしかしたら自分の頭がおかしくなったんじゃないのか」と不安になり、今般話題となっている「脳」に関する書籍にとびつき(不肖私もそのクチですが)、あるいは「脳を鍛える」という名目で売られている漢字練習帳やら計算ドリルやらに飛びついたりして、少なくとも「脳だけ鍛えておけば」という気持ちでそういったものを求めているのです。が、これとて「脳」という「器官」に関する「情報」に「振りまわされている」現状であることに変わりはありますまい。そこに、はたして、その情報に対する確かな選択眼が働いているか否かで、個々人の情報選択能力が試されているのです。
そのうえで社会上層部による「個人の自由」を圧迫する「制度」を作らせない為にも、個々人が改めてモラル、倫理観をしっかりと持ち、情報を配信し、氾濫する情報の洪水から確かな情報を見極め、選択する慧眼を持つべきではないかと思います。
明士さん、250本目の記事、おめでとう御座います!
これからもこのネット社会で、良き情報環境の確立めざしてともどもにがんばっていきましょう。
by 銀鏡反応 (2006-01-29 08:54) 

ほんの数年前までPCの個人所持率が低かったのに
今では一家に一台というよりも、一人に一台ですものね…

フジの会長が『テレビがなくなるなんてありえない』と言われてましたが
どうでしょうね~
私達の世代から今の10代の世代が、世の中を動かすようになる時代がいずれやってきます。
もしかすると、そうなる かもしれませんね…


情報の選択って難しいですね。
マスコミが正しい報道をしてくれるように願うのみです。
by (2006-01-30 00:47) 

参明学士/PlaAri

★アキオさん、確かにネットの世界は「ライブドア(生きるドア・生活ドア)なのかもしれませんね…。So-net blogはとても今は快適とは言えませんけれど…。

★金さん、生きた情報は現地の人がよりリアルに知っているのは事実ですよね。あとはそれをどのように発信しているのか、それをどのように我々が受け取るのか。その辺がキーポイントになってくると思います。「うそをうそと見抜けない~」はある種の名言ですが、同時に責任放棄の匂いもしてきますね。うそも真も同列に記述できるシステムに対する危機管理意識の低さが見て取れます。

★kyaoさん、個人の意見を表出する機会としてwebの果たしてきた役割は大きいですよね。そこに「いい加減さ・悪意の恣意性」があれば容易く情報を捻じ曲げることも可能です。何かあればまずはネットサーフィンして調べようとする社会である現在は、簡単に情報の波に流されてしまいます。物事は「自分の目で確かめて」が基本だったはずですが、その基本はいまや「webで調べる」ことに軸足を移動しています。羹に懲りて膾を吹くわけではありませんが、webでの情報収集は常にリスクを背負っていると自覚し続けた方が良いと思います。そのくらいいい加減な情報が幅をきかせているのです。「情報の選択」がこれほどまでに重要視される時代はないように感じますね。

★Cedarさん、およそ社会性を持つ事柄全てにはどうしても「倫理」が要求されるのは間違いないと思います。警察すらも不祥事や事件を起こすのですから、「法の限界」は目に見えています。死刑制度があっても一向に凶悪犯罪は減っていません。それどころか手口は巧妙になり、残虐性は目を覆うばかりと言えるでしょう。それらは明らかに「倫理」の喪失であると言えると思います。倫理とは人と人との間(つまり人間)の関係をきちんと考えて行動するという意味にも取れるはずです。本気で法だけで縛ろうと思ったら、国民の半分を警察官にでもする他はないでしょうね。
情報を発信する機会自由を得ている我々は、遥かに昔よりも自己実現を達成しやすい部分があるはずです。その僥倖を濫用するのはまさに「時代の狂い」であると言えましょう。先人が己の血汗と引き換えに獲得した情報発信を含めた様々な権利。それを自らの不明で喪失してしまうことのないようにしていきたいものです。情報の選択を強いられるのはある意味で「情けない」ことですね。それだけいい加減な情報が垂れ流されていると言うことですから。

★ブタゴリラさん、誰もが当事者になれるという可能性は、喜び・楽しみ・時には苦しみも引き連れてくることでしょう。その全てを有用に生かせるwwwの住人でありたいですね^^

★ありしあさん、本当にいろいろな方との出会いが楽しくてしょうがありませんね^^。リアルな友人よりもある意味毎日会っている気もしますよね(笑)

★銀鏡反応さん、上のCedarさんも同じような観点で話されていますね。まったくその通りであると思います。と、同時にもう一つ考えておかねばならないことがあるのです。webに関わる人間はもはや「冷静な判断力を備えているであろう大人」ばかりではなく、右も左もおぼつかない「子供」もたくさんいるという現実ですね。彼らには高い倫理観も、真偽を見極める能力も求めることは難しいと考えられます。かといって子供に対するインターネットの使用制限をすることは難しいですよね。そうなるとまともな大人にできることは、より的確な「情報の選択肢」を提示することだと思うのです。自己の判断力が十分に育っていない子供達に対して、情報を選択する意味を教えていくこと。そしてその価値を知ってもらうこと。それが大切なのではないかなと思います。
その上で、やはり重要なのは仰るように「大人の高い倫理観」と「真偽を見極める能力」ということになってくるはずです。大人まで子供のような感情むき出しの選択肢を取るようでは世も末です。その悲惨が現代ではリアルなわけですから問題は深刻なのですよね。

★ぽんぽんひよこさん、PCの個人所持率は飛躍的に高まってきており、インターネットの利用者も非常に多いですよね。それだけ情報と間近に接しているわけですが、情報に接する側の人間の成長が追いついていないともいえます。むしろ顔が見えない情報発信だけに、本性むき出しに悪意の情報を流したりするわけです。ある種の地獄絵図にも見えてきます。
マスコミが正しい報道をしてくれれば一番ですが、CM集めに躍起になっている現状ではいかんともしがたいかもしれませんね。「正しさ」よりも「話題性」ですから…。
by 参明学士/PlaAri (2006-01-30 09:55) 

サファイヤ

素晴らしい!「価値のある・意味のある」ブログですか。さすがです。
情報を取捨選択する難しさ、鵜呑みにしてしまう怖さ。ありますね。
by サファイヤ (2006-01-30 19:28) 

barbie

250記事おめでとうございます。参明学士さんの記事は一つ一つ丁寧に書かれてますね。そうそう、古い記事にコメントをいただくと、私にとっては過去の事でも、この情報を見てくれてる人がいるとうれしい反面、身の引き締まる思いがしますね。時々は過去記事も見直して(新しい事実がわかれば)追記など書くべきかなと思っています。自分では意識して無くても「ウソ」を配信することになりますからね。
by barbie (2006-02-01 11:37) 

参明学士/PlaAri

★サァファイアさん、ありがとうございます^^情報の取捨選択は現代においてはどうしても避けれらない課題だと思っております。
何とかその力になりたいですね…。
by 参明学士/PlaAri (2006-02-05 16:20) 

参明学士/PlaAri

★barbieさん、いつもありがとうございます^^ようやく250記事です…(遅)
過去記事へのコメントは見落としてしまいがちですが、時々チェックするようにしています。せっかくコメントを頂いたのに気付かなかったら申し訳もないですしね。私も間違えた情報を発信した際にはすぐに訂正する気持ちで臨みたいと思っております。
by 参明学士/PlaAri (2006-02-05 16:24) 

むが

250記事目、おめでとうございますヽ(・∀・)ノ
私も250記事くらいになりましたが、
あんまり考えないでブログってます(・∀・;)ゞ
考えると逆に書けないというか。
確かに、ブログをする事によって
自分のスキルを鍛える事も出来ますよね。
さてさて、私は今年はどんなブログを書こうかなぁ~
by むが (2006-02-07 19:08) 

参明学士/PlaAri

★むがさん、ありがとうございます^^
多種多様なblogの書き方でいいと思います。元々blogには「型」があるわけではないですしね^^
情報発信ツールとしての位置も重要ですが、こと自分に関することであるならば、その責任と言うかそういうものを細かく考えなくても全然問題ないわけです。私のこのblogはそういうスタンスの記事も交えていきたいと思っております。今後とも宜しくお願い致します。
by 参明学士/PlaAri (2006-02-09 12:03) 

sumeru

遅ればせですが、250記事目おめでとうございます。
日頃から、参明学士さんにお世話になってまして感謝の気持ちで一杯です。
いつも、参明学士さんの記事には感心させられます。
深い考察に考えさせられることも、しばしば。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします。
たまには、息抜き(?)も、、、ですね。(^^
by sumeru (2006-02-11 00:32) 

参明学士/PlaAri

★toさん、ありがとうございます~。
最近は私も息抜きばっかりですねー(爆)
ここしばらく記事更新もできてませんし^^;
困ったものです(自分で言ってる)
by 参明学士/PlaAri (2006-02-16 03:18) 

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