捨てたもんじゃない [人間社会]
救急車がサイレンを鳴らしてやってきた。
普通の車は左に寄せた。
スポーツカーも左に寄せた。
怖そうなまっ黒いVIPカーも左に寄せた。
人間の善意が集まっていた。
その善意をサイレンが通り過ぎていった…。
ふと、こころが暖かくなった。
いろんな分野でこの「サイレン」のようにお互いに、譲り合ったりできないものか…。
遠くに消えていくサイレンが、けたたましく去りながら静かにそんなことを訴えていた…。
例え、誰も患者が乗っていない救急車だったとしても、皆、先に行かせるだろう。
そして、そっと念じるのか。「無事であるように」と…。
日本もまだまだ捨てたもんじゃない…。
数ある記事を一人でふらふらとさかのぼってみちゃいました。
やっぱり明士さんの書かれる記事が好きです。
そしてどこか懐かしいのは何故?・・・・・・それはハイジに問題が(笑)
こういう短い文章の中に溢れている愛情が好きです。
きっとそれまで別のことを考えてしていた人々がその音を聞くと共に、
「助かってほしい」と思ってくれたのだろう。
そう思える幸せがあります。
そうであって欲しいと願うばかりです。
by fromTheALPS (2005-05-27 20:27)
おぉぉ!懐かしい記事!!こういうのに光を与えてくださってありがとうございます~^^。サイレンって不思議ですよね。鳴ると心配になる。そして車だってよける。こうやって良い社会を作っていってもらいたいですよね。
きっと人間にはまだそれが出来る。それを信じて疑っていません。
by 参明学士/PlaAri (2005-05-27 21:33)