TM NETWORKの「ACTION」を弾いてみました。 [キーボード演奏]
先日、小室哲哉さんの判決が出されました。刑の確定はまだのようですが、会見での「何としても再起せねばならない」という心情を話されていました。いかなる事情があるにしても、法治国家において犯罪を肯定することはできません。
一方で法は過ちを犯した人間に対して「再起を期待する仕組み」を持っているのも事実です。小室さんには心から罪を償い、ご自身と向き合う中で「これからの生」をどのように創り行くかという一人の人間としての挑戦が待っていると思います。そして、それは途方もなく重たい自己の過ちを「背負い続けながらの行進」になるのは間違いありません。世間の厳しい視線・批判は止まることはないでしょう。ですが、小室さんは決して一人ではありません。共に道なき道を切り開いてきた宇都宮さん、木根さんをはじめとして、本当に多くの仲間がいます。苦難の坂も必ずや登攀できるものと信じます。
ともあれ、一人のTM NETWORKのファンとしては、
小室さん、頑張って!
また私達をドキドキさせる音楽を
聴かせて下さい!!
小室さんの音楽には力があります。
応援し続けます。
絶対に!
小室さんへの心からのエールをこめて、今回の事件が発覚する直前の2007年12月に出したアルバム「SPEEDWAY」の冒頭曲、「ACTION」を弾いてみました。当時、小室さんは苦衷の真っ只中にあったと思われ、歌詞にも「自分のこれからのACTION」を見ていてくれ!という意義がひしひとわってきます。演奏は2007年12月3日に武道館で行われたライブ、TM NETWORK-REMASTER-で初披露されたバージョンを用いています。
このアルバムはかなりの完成度だと思います。宇都宮さんの声も年輪を重ねながら成熟さを感じます。木根さんの楽曲が多いですが、どれも秀逸なメロディとTM NETWORKの奥深さを表現しています。オススメです。
少し、歌詞が聞き取りにくいかもしれません。
一人沈む日を送っていたこと。
自分が過信していたこと。
開き直っていたこと。
そしてそれが許せなくて、次のACTION(行動)を決意したこと。
そのACTIONを必ずみんなに示していく。
だから、決して僕を「終わった人間」だなんて思わないで欲しいんだ!
立ち上がってみせる!
そうした小室さんの心中が読み取れるように思います。問題発覚はこれから1年も経たない日のことでありました。今こそ、この「ACTION」で示された決意が小室さんを立たせる気概であることを信じます。
小室さんの復活を心から念願しつつ。
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私はこの事態を静観したいと思ってます。
もちろん、彼がこの事件の首謀者だからということもありますが、一度は頂点を極め、そして奈落のそこへ落ちた一人の人間が、自分と、ファンと、そして世界とどのように向かい合い、関わりあっていこうとするのか…それをしばし見つめていきたいです。
by kyao (2009-05-24 14:59)
★kyaoさん、仰るように小室さんの今後のスタンスというか、身の振りというか、態度というか、やはり一挙手一投足が注目されると思います。小室さんの音楽をリスペクトしてきた気持ちは不変ですが、起こした事件をどう判断するかは全く別物であります。一人の社会人としてそこは混同せずに見つめていきたいと思っております。
社会への償いと自己の復帰を並立させる戦い。
きっと、想像以上の困難を伴うものなのでしょうね。
by 参明学士 (2009-05-25 11:19)