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性根 [一行哲学]

小者は他人の短所ばかりを見る。長所を見る力がない者に人は寄り付かない。

 

一行哲学


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kyao

「長所を見る力がない者」ということは、すなわち他者の存在価値を見出せないということですよね。

長くなるから哲学的なことは置いておくにしても、他者の存在理由を見出すことが出来れば、それで自分自身の存在価値をも見出すことが出来ると思うんですけど…。
それが出来ない人の人生って、つまらないものになってしまう気がするんですが…。

by kyao (2009-05-14 14:39) 

参明学士

★kyaoさん、短所ばかりを指摘する人の雰囲気ってありますよね。人間性というか、人格の問題というか、決して間違ってはいないけれども、なるべく同じ空間にいたくなかったり、時間を共有したくなかったりと、結局のところ互いの信頼や関係を欠損しがちになってしまうわけです。
仮にその指摘がそこそこ妥当であるとしても、「短所ばかりの指摘」は、それによって自己の優位性を主張しようとするという行為でもあると思われて仕方がありません。それは突き詰めて言えばkyaoさんの仰るように、「他者の存在価値を見出せない」という事態に自ら陥ることであり、正常な人間関係を保つための絶対条件としての「他者の受容」が行われていないという重大問題を常に抱くことになるわけです。

それ故に、今回の一行哲学における「長所を見る目がない者に人は寄り付かない」という結論に達するということになります。
by 参明学士 (2009-05-15 13:25) 

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