ひーろーはこうだ! [浮かんでは消える]
主人公出現
それなりに強く魅力もある
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ちょっとしたライバル登場
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ライバルの方がちょっぴりだけ主人公より強い
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ライバルには余裕の言葉が見られ、主人公をあなどる
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主人公は追い詰められた反動で使っていない己のパワーを引き出す
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苦戦の末にライバルを破る
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ライバルは再戦を告げて瀕死の体を引きずって去る
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再戦を誓い合う主人公とライバルは修行に励む
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そしてライバルと再戦するもお互いの力は拮抗し、ほぼ互角のまま両者倒れる
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「お前もやるもんだな」的に笑みを浮かべる
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何故かライバルと不思議な友情が芽生える
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ちょっと月日が流れる
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どこからともなく強力な敵が出現
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こいつがめちゃめちゃ強く、主人公だけではまったく歯が立たない
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成り行き上、ライバルと手を組んでギリギリでそいつを倒す
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なんとそいつにはより大きなバックグラウンドが控えていた!
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バックグラウンドが主人公達を倒さんと攻めてくる
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バックグラウンドの親玉は主人公たちを「ゴミ」とか「クズめ」とか読んであなどる
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主人公たちは親玉の部下にすら大苦戦
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戦っている最中に主人公たちは自分たちも成長していることに気付き、粘りを見せる
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ようやく互角の勝負に持ち込んでいるときに、ライバルの友達みたいなヤツが突然出てきて親玉の部下をあっという間に蹴散らす
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ライバルの友がその勢いを駆って親玉のところへ攻め込む
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その間、主人公とライバルは傷を癒し、しばしの修行などをしてみる
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ライバルの友はその力によって親玉を倒せると思っているが、親玉は至って余裕に構えてあしらう
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やがて親玉がちょっぴり力を見せるとライバルの友はその力の差に愕然とする
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「こ、こんなにも力が違うのか…」
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親玉は低い声で「ふっふっふ」
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じわじわとライバルの友がいたぶられ、ほぼ瀕死状態に
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さんざん引っ張った後に主人公、ライバルが到着
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親玉「遅かったじゃないか、もうキミ達の友達は死ぬところだったんですよ」
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ライバル「お、おのれぃっ!!」
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ライバルが主人公に言う「俺一人でやるからお前は下がっていろ」
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主人公「なっ、何ぃ!、いくらお前でも…」
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ライバル「いいから、下がって黙ってみていろ!!」
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主人公はズサズサっと後退する
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親玉「おやおや、一人でやろうというのかい」などと相変わらず余裕
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ライバル「くうぉーーーーーーーー!」とエネルギーを高める
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周囲の山や木が大地が震え始める
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主人公「す、すげぇ」
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ライバルは以前とは全く違う力で親玉と戦う
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親玉は追い詰められ「なかなかやるじゃないか」
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ライバル「覚悟しろ!貴様の技は見切った!」
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親玉「ふっ。それではお見せしよう」とかなんとか言って変身する
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ライバル「なっ、なにぃ!?」
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親玉が強烈に強くなる。ライバルに挨拶代わりに強烈な一発を見舞う
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ライバル「ぐはぁっ!」
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親玉「身の程知らずめが、己の愚かさを知るがいい!」
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ライバルがボコボコになぶられる
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主人公が飛び出して「そこまでだ!」
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親玉「はっはっは、お前も死にたいのか」
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主人公「やってみるか!!」
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ライバルには見せていなかった奥の力を見せる「うぅぅぅぅぅぅおおおおおおー!」
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親玉「ほぅ。少しはやるようだな」
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主人公「どりゃぁーーー!」
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親玉「ぐぅはぁ!」
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親玉「やるではないか、だがまだ甘い!甘いねぇ!」
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主人公が本気の親玉に殺されかける
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主人公「こ、ここまで違うとは…マジでやばいかもしれねー」
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親玉「トドメだ!死ねィぃぃぃ!」
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その瞬間ライバルが命をかけ主人公の身代わりとなって死ぬ
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ライバル「く、お、おれはもうだめだ…」
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主人公「死ぬなー!!!!!死んじゃだめだ!!!!!!」
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ライバル死す
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「うぅぅぅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!許さんん!!!!!」
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主人公がライバルの死を悼んでキレる
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キレたパワーによってついに親玉を倒す
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死んだ仲間を復活させる方法があるとどこからか情報を仕入れる
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苦難の末、ライバル達を復活させることに成功する
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この辺りでアニメ放送とテレビゲーム化の話が上がる
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バンプレストとかバンダイ辺りからゲームが発売される
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大概は面白くない
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ゲームが中古屋に並びだす
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マンガの方もワンパターン化し始めて人気が下降する
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なんだかんだ言ってもライバルとも仲良くなり、ハッピーエンドで終わる
こんにちは。^^
何だか、不思議な世界ですね。発想の飛躍が面白いです。
プロフのアイコンにピアノがありますが、されるのでしょうか?
では、また。
ガラス玉遊戯を紹介しています。^^
今日は人間が欲求を満たすことを代理すると市場が生まれることについて考えていました。
by 響(きょう) (2007-03-31 16:58)
風が吹くと桶屋が儲かる方式だと、
主人公出現→なんだかんだ言ってもライバルとも仲良くなり、ハッピーエンドで終わる。
だったり。
え~~~~~~(笑
by nyan (2007-03-31 22:25)
「中古屋に並ぶ」。うーん…これって正しいヒーローの姿だろうか。(^^;
by kyao (2007-04-01 10:55)
ご無沙汰でした。(^^;
ヒーローは、強力な敵と優秀なライバルがあってこそ、、、ですね。。。
未だに疑問なのは、「ゴジラ」が何故ヒーローじゃなかったのか・・・?(^^;
by sumeru (2007-04-01 22:04)
な、なんですかこの記事・・・。
勢いありますね~。
プロット完成、ですね。
by arukakat (2007-04-01 22:38)
★響(きょう) さん、こんにちは!コメントをありがとうございます。
書きながら「こんなんで、こんなんで、こんな感じかな」とか言いながら、発想の飛躍をさせてました。
そちらにも遊びに伺わせていただきますね。
★nyanさん、人間ってやっぱりどこかでハッピーエンドを求めているんですよね。そうじゃないとしまらないということなのでしょうか。この空想ストーリーも見事にハッピーエンドで終わるのです。
★kyaoさん、ふふ、正しいひーろーは中古屋に並んで消費者の側に立つのです…。うん。
★toさん、そうですね、ゴジラはひーろーじゃないかも…。松井の方は結構ヒーローですね。ある新聞では「ゴリラ松井」と誤植してました。笑えましたよ。
★arukakatさん、書きながら「何だこの記事は?」って感じでしたね。なはは。
by 参明学士/PlaAri (2007-04-02 12:34)