ウイニングイレブン９ ユビキタスエヴォリューション（Winning Eleven 9 Ubiquitous Evolution）

今回は本日発売のPSPで登場したサッカーゲームの王道「ウイニングイレブン９ユビキタスエヴォリューション」を紹介したい。

WORLD SOCCER Winning Eleven 9 Ubiquitous Evolution

• 出版社/メーカー: コナミ
• 発売日: 2005/09/15
• メディア: ビデオゲーム

もはや誰の目にもサッカーゲームの代名詞と言えばウイニングイレブンであることは疑う余地がない。思えばプレイステーションでウイニングイレブンの初代が出た時も夢中でプレイした記憶がある。コナミは当時からサッカーゲームのイニシアチブを握ろうとしていたのであろうか。Jリーグ開幕という好機もあり、サッカー自体がトレンドになりつつある日本の状況にうまくマッチしたゲームであると言えよう。すでにインターネット対戦までカバーするようになり、不動のサッカーゲームの地位を欲しいままにしている。

本作はそのPSP版になる。PS２版の完全移植までとは行かないが、かなりの再現性を持っていると言ってよいだろう。ただ、しばらくぶりにPSPのゲームを購入して驚いたことがある。それはPSP本体のバージョンアップをしないとゲーム自体が起動しないという問題だ。私は買ったままのバージョンを維持したかったのだが、新作ゲームをする際にはそれでは動きもしないのだ。弱り果てた末にバージョンアップの決断をしたのだが、釈然としない気持ちがないでもない。
ともあれ、細部まで触れていない状況ではあるが感じたことを率直に羅列してみたい。

• 造り込みは確かである。視認性も反応も良好。
• PS２版のウイニングイレブンのボリュームには劣る。ゲームモードは少ない。
• 実況がないためか、少し無機質な試合感覚に陥る。
• 作戦立案などはわりと緻密な設定が可能である。
• 選手の顔などはPS２版とあまり差はない。
• UMDの回転がわりと頻繁にある。
• ロード時間が若干長く感じる。
• どこでもウイニングイレブンができる。

遊びなれてくると熱中度は高い。楽しく遊ぶコツはシリーズに共通して存在するやりはじめの「とっつきにくさ」を突破することである。それを乗り越えれば非常に楽しめる作品であろう。白色のPSPも今日発売ということだ。本作と同時に白PSPの購入を考えている方も多いと思う。持っていて損のないソフトである。

コメント 4

なるほど、やりはじめの「とっつきにくさ」を突破すれば非常に楽しめるゲームなんですね。
ただヴァージョンアップは大変そうですね。
私自身、サッカーゲームにはあまり食指が動かないクチなんですけど、TVで放映されているCMは結構インパクト有りますね。
白いPSPがきょう発売されるんですよね。
発売予告のCMもナレーション抜きでヴィジュアルだけで見せる、センスの言い広告ですね。
by 銀鏡反応 (2005-09-15 19:12) 

ウィイレ９のPS2版を買って、何だかリアルすぎて・・・PS2まで売ってしまった
おいらです。。。ｗ
ＰＳＰ版も気になります。誰かに買わせてやらせてもらおう。。。
by ブタゴリラ (2005-09-16 02:41) 

★銀鏡反応さん、このゲームはやっぱり最初のゲームバランスを掴むことから始まるのだと思いました。その壁を越えれば熱中度は高いです。バージョンアップはかなりブルーになりましたが、やむを得ませんね。何でも本当はエミュレーター対策なんだそうです。それもいたちごっこだとは思いますがね。
白いPSPは恐らくかなり売れることでしょう。バリューパックしかないのは解せませんけれどね…。

★ブタゴリラさん、う、売ってしまわれたのですか？本体ごと？？私はPS２版のWE9は持っていませんが、確かにリアルすぎてサッカーの醍醐味に到達するまで時間がかかりそうですよね、あれは。
PSP版はあれよりはとっつきやすいはずです＾＾
by 参明学士／PlaAri (2005-09-16 11:58) 

なるほど、やりはじめの「とっつきにくさ」を突破すれば非常に楽しめるゲームなんですね。
ただヴァージョンアップは大変そうですね。
私自身、サッカーゲームにはあまり食指が動かないクチなんですけど、TVで放映されているCMは結構インパクト有りますね。
白いPSPがきょう発売されるんですよね。
発売予告のCMもナレーション抜きでヴィジュアルだけで見せる、センスの言い広告ですね。
by pandora-dox (2005-09-16 23:19)