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「nice!」について思うことから、人間社会を見てみると…。 [So-net blog]

2つのブログを一人のユーザーが管理し、互いにnice!をつけあって記事がトップページに残るようにしているとの評判がありますね。もちろん、それを好意的に受け止める方はいないと思います。
トラックバック先の「nice!をたくさんもらう方法」には「今後も自らの売名行為として悪用する輩が増えると思われ、いずれSo-net blogの方でも対応せねばならないでしょう。」とありました。

確かに正当な意見だと思います。それとはまた違う角度で、私はこの問題はnice!を付け合う事実をSo-netがどのように対処するかという以上に、nice!に限らず社会の法やルールの網の目をくぐって自己の利益を増大させようとする方に対して、周囲にいる我々が冷静な目を持ち、その「良い、悪い」の評価を的確に下すことが必要なのではないかなと思います。時にはSo-net blogの管理側の強権発動で排除しなくてはいけないケースももちろんあると思います。これはハードパワーに属するものです。So-net blogとしては利用者自らがモラルや倫理観を持って(つまり運用に関して利用者が自制心を持つこと)ブログを盛り上げていく形を望んでいるものと思われます。「nice!を外す」という機能も併せて設置してあるのは、「nice!」に関しては「nice!」をつけた本人に最大限の選択肢を与えているという意味であると言っても良いでしょう。
ですから、できることならばSo-net blogの管理側では「nice!」の制御を行わない方針なのではないでしょうか。あくまで私の予想の範疇ですけれど…。
「nice!」がつくことで不快になられる方が多いことをSo-net blogの管理側も残念に思っているのかもしれません。そもそも「nice!」のシステムはブログの利用者の利便性と喜びを促進させ、So-net blog自体の盛り上がりや注目度を高める目的であったはずだからです。

今回の「nice!」の件はある種、皆様の評価はすでにくだっているものと思われます。このままでは今後、決してあの方がSo-net blogの中で活躍できることはないでしょう。それは無言の皆様の評価があるからに他なりません。それ自体がSo-net blog内でのあの方への制裁でもあるでしょうし、自省を促し改善を試みる(自分でnice!を外すことも出来る)きっかけとなるでしょうから。その時には皆様の評価もまた変わるかもしれませんしね。

ともあれ、So-net blogの特徴である「nice!」を最大限有効に活用し、利用者のブログを互いに高めあって、尊重しあって、人間味のあるブロガーが集まっていくことを心から期待していますし、私自身もそうありたいと思っています。


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さち

fukuさんが「nice!」つけてるの見てびっくりしました。
fukuさんのブログ閉鎖されました。
by さち (2004-12-16 17:39) 

参明学士/PlaAri

さちさん、こんばんわ!はじめまして!

fukuさんのブログが閉鎖されましたね。ご本人は悪気はなかったと仰っていましたし、(道義的)責任の取り方も潔かったと思います。システムを知るためにとった行動のようで、その気持ちはわからないでもないです。「nice!」をつけに来られたあたり、皆様の反応を見て驚かれたのでしょう。
ですが、今回の反応は評価しても良いと思います。また、機会があればfukuさんも戻ってきて欲しいですね。
by 参明学士/PlaAri (2004-12-16 23:07) 

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